自作ボードゲームにおけるルールの作り方 ~ルールの構成要素~
平素よりお世話になっております 帝国金魚です。
前回の記事と引き続き
teikokukinngyo.hatenablog.com
以下の文書を読んだ感想と考えを共有させてください。
スパ帝国様 「ルールデザインノート」 600円
https://gumroad.com/l/QBfY?recommended_by=library
~~ルールを分けて考える~~
ゲームのルールを考える際に、何を考えていけばいいのか、最初は
迷うことでしょう。
- プレイヤーに何をさせるのか
- 盤面をどう拡大させていくか
- 勝敗をどのようにつけるか
その際に一度考えて見るべきなのが、
ボードゲームはどういった要素で構成されているかになります。
スパ帝国様では以下のように分けて考えてます。
本ブログでは、自分の理解しやすいように少し変えて考えさせてもらいます。
・盤面モジュール -> 行動要素
・経済モジュール -> 拡大・変化要素
・勝利モジュール -> 勝利要素
「世界の七不思議」というボードゲームを例に説明させてもらいます。
行動要素
->そのゲームで何を行うか定義するもの
「世界の七不思議」では、カードドラフトで引いてきた手札を
毎ターン使用する事によって、自分のリソースと得点を稼ぎます。
拡大・変化要素
-> 拡大再生産を定義します。ようは、どうやってゲームに
広がりをもたせるかになります。
「世界の七不思議」では、自分の手元のリソースをもとに、さらなる
リソースの獲得や、勝利点を得ます。取得した勝利点のカードがさらに別の
勝利点のカードに連鎖することもあります。
勝利要素
-> 勝利要素は勝利条件や、勝利点の計算方式を
定義します。
「世界の七不思議」では、他社との戦争への勝利、勝利点カードの入手
を通して、勝利点を稼ぎます。一番勝利点が高いプレイヤーが勝利となります。
世界の七不思議が気になった方はぜひチェックしてみてください。
もちろんボードゲームによって例外はありますが、このように一連の
流れを3つに分ける事ができます。
個々の詳細については、別の記事で詳しく取り上げることとします。
このように3つに分けて考える事によって、一つに見えていた
要素を細かく見ることができます。自作ボードゲームを制作
するにあたって、上記の要素をベースに考えてみてはどうでしょうか。
3つの要素から即興でゲーム作り
ここで、即興で3つに分けた要素から一つボードゲームの草案を
作って見たいと思います。
行動要素 -> プレイヤーが領地を獲得していくその領地には好きに移動ができる。
拡大・変化要素 -> リソースを元に自分のコマの大きさを変える事ができる。
勝利要素 -> ゲーム終了時に他人より大きければ勝ち
これを元にゲームを簡単に考えて見ました。
プレイヤーは領地を獲得していき、その領地には好きに移動する事ができる。
移動先では、アイテムとリソースが獲得できる。領地のリソースを元に自分の
コマを大きくしていく。大きくすればするほど、リソースの取得量が
増えていく。最終的には、一番巨大化したプレイヤーの勝利
こんな感じになりました。
題して「ギガ成長トラベラー」、、、
こういった要素を考えるだけで一つのゲームができます。
実際に考えてみて感じた良い点は以下のとおりです。
- 行動要素と拡大・変化要素のどちらかは、先に考えておくことができる。
- 何を考えればいいか明確
伝えたいこと
ボードゲームのアイディアがパッと浮かぶ事があると思います。
その際には、上記のような要素があることを思い出すことで、次に何を
考えればいいか明確になります。
革新的なアイディアの種を逃さないようにしましょう!
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